「音楽プロデュース講座」
<実施概要>

1.講座開催趣旨

音楽業界に押し寄せる「デジタル化」の波は、音楽制作の現場を大きく変えつつある。より少ないスタッフ、より少ない資金によって作り出される音楽が増え、「アーティスト+スタッフ数名」による最小限のスタッフですべての機能をまかなう時代がすぐそこまで来ている。
「作りあげた作品をより多く販売するためには?」、「バンドのレベルアップを図るには?」等、多くのインディーズアーティストが抱える課題を克服するためには、著作権をはじめとする契約関係や業界構造、プロモーション力、業界ネットワーク等、多様で専門的なノウハウとスキル、いわゆる「マネジメント力」の向上がカギをにぎる。
この講座では、講師に音楽業界で活躍する現役プロデューサー等を迎え、インディーズバンドのメンバーでありながら、マネジメントのノウハウを持つ、いわゆる「プレイングマネージャー」の育成を目標とする。
また、講座開催期間内に参加者は1曲以上の音源を制作し、実践を通じて音楽のマネジメントを学ぶ。

2.受講生

受講生の募集においては、次の3つの要件に該当するものとして募集した。その中で、応募総数19組中、楽曲のサンプル音源及び応募書類による選考によって12組に絞り込み、最終的に音源制作まで行った受講生は8組であった。

<受講生募集の応募資格について>
①音楽マネジメント・プロデューサー業に興味があり、県内で活動するインディーズアーティストのメンバー、あるいはマネージャーを受講生とした。
②当該アーティストが音源制作のための楽曲を有していること。
③音源制作にかかる関係者から本講座について了承を得ていること。

3.講座概要

同講座は、各受講生がマネジメントするバンドと共に、次の5つの活動を通して進めてた。
①座学、②個別面談、③ライブ発表、④楽曲レコーディング、⑤マネジメント実践


4.講座内容
①座学
本講座は、講師三木氏の講義と各回のテーマに合わせた日本の音楽業界の第一線で活躍する講師を迎え講座を行った。(「3.講座内容」参照)

 ②個別面談について
個別面談では、各受講生がマネジメントするバンドの現状についてのディスカッションを行うことで、本講座の内容を実践に反映させる。
個別面談は、講座各回の前後に、それぞれ10分程度行う。

 ③ライブ発表
ライブ発表は、講師が受講生の現状把握と、講座内の個別面談におけるアドバイスの参考とするために行った。
<10月7日(日)・8日(月)のLIVEについて>
会場:コザ・ミュージックタウン1F 音楽広場
出演時間:第1回講座終了後に調整(各出演者持ち時間40分<転換込))

④楽曲録音について
音源制作の全工程をできるだけバンドメンバーで実施することを目指す。

⑤プロデュース実践
・上記項目の活動を受講生が中心となって行うことで、実際のマネジメントを体験する。

月 日
内 容
講 師
9月25日 第1回 講座 総論 三木孝浩/㈱MPD
10月 7日 受講生バンド発表  
10月 8日 受講生バンド発表  
10月 9日 第2回 講座 アーティスト戦略

伊藤武/ハッティフナット 主宰
三木孝浩/㈱MPD

10月15日 第3回 講座 制作・生産管理

大熊和恵/㈱SMC制作管理部兼生産管理部課長
三木孝浩/㈱MPD

10月26日 第4回 講座 著作権、契約

高嶋裕彦/㈱SME契約グループ本部長
三木孝浩/㈱MPD

11月 5日 第5回 講座 サウンドプロデュース

山崎哲也/サウンドプロデューサー
三木孝浩/㈱MPD